旅のとちゅう

~ 記憶 から こぼれがちな、日々の記録 ~

映画『ダンケルク』

ダンケルク 見てきました。

まあ、なんていうかプロパガンダ映画だというか、翼賛的というか。

正直、虫酸が走って終わりました。

 

良く知らないけど なんか音楽で人気のハリーとかいう人が出てたとか

※演技素晴らしかったです。良い味だしてました

実は、CGは一切使っていなかったとあとから聞くと、

あれどうやって撮影したんやろ??プロペラ止まってたよ?とか、

爆撃シーン、一歩間違ったらめっちゃこわいやんか、とか

すごいなー、迫力あったよなー、とか

そういう部分を楽しむ映画としては、良かったですよ。

 

ただ、ダイナモ作戦ね。

いろんな立場やモノの見方、歴史の捉え方があるだろうから

私の個人的な感想に過ぎないし、誰におしつけたいとも思わないが、

要は、竹やりの美談と同じだよね。

国家総動員法的な、鍋釜まで供出しましょうみたいなさ。

 

史実的には、カレーの部隊がナチスドイツを引き付けている間に

ダンケルクで丸腰の民間船でも、兵士の救出が出来たらしいけども

武装もしない民間船を前線に送り込むだなんてね。

なんだっけ、「進め一億火の玉だ」?的なバカらしさを

バカらしいといえないこの世の中。

 

イギリスでもこんな話あるんだな、という感慨以上のなにものでもなく

呆然とエンディングまで見つめていたら、

我々は、困難を乗り越えて、世界を開放するために

最後まで戦うんだ、的な。おわりのほうのまとめ方。

 

戦争を美化しすぎ。

供出船で、あっけなく死んだ少年が

祖国の英雄的な記事になっているところとかね、

わからなくもないけど、それをプロパガンダというのでは?

 

実際、戦争になっているんだから、しょうがないわね。

文章にしたら、つまらん感じになってしまうけど、

生きることに必死な、個々の闘いとかね、

供出船の船長さんたちの国へのおもいとかね、

最後まで残った司令官とかね、

それぞれ、なんとなく美談だろうし、

涙が出ないこともなかったよ。

市井の人間、個々の兵士の、どうしようもなく戦争に巻き込まれて

もがく姿は、ほんとうに、涙が出る。

 

ただ、

そんなものに、心を奪われたくは、ない。

 

 

与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を思い出しながら、

auのスマートパス会員なので 

ちょうど昨日は、auマンデイ で映画が1100円で見れる日で

こんな映画は1100円の時でよかったなー。

とか思いながら帰途についた。