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はじめまして。芽葱です。
(↑本当は違う名前にしたかったんだけども、諸事情で・・。
  でもまあ、使っていると愛着がわいてきました)

私が中学生のときに、感動した本。

「月と6ペンス」

サマセット・モームの名著ですね。
有名なんで注釈不要って感じですが、ゴーギャンがモデルとも言われる小説です。

泣けて泣けてしょうがなかった一節があります。
何度も読み返したページです。


人間の中には、
ちゃんとはじめから決められた故郷以外の場所に生まれてくるものがあると、
そんなふうに僕は考えている。
何かの拍子に、まるで別の環境の中へ送り出されることになったのだが、
彼らはたえず、まだ知らぬ故郷に対してノスタルジアを感じている。
生まれた土地ではかえって旅人であり、
幼い日から見慣れた青葉の小道も、かつては嬉々として戯れた雑踏の街並みも、
彼らにとっては旅の宿りにすぎないのだ。
肉親の間においてすら、一生冷たい他人の心をもって終始するかもしれないし、
また彼らが実際知っている唯一のものであるはずの風物に対してすら、
ついに親しみを感ぜずに終わってしまうという場合もある。
よく人々がなにか忘れがたい永遠のものを求めて、遠い、はるかな旅に出ることがあるが、
おそらくこの孤独の不安がさせる業なのであろう。
それとも心の奥深くに根差す隔世遺伝とでもいうべきものが、旅人の足を駆り立てて、
遠いはるかな歴史の簿明時代の中に、
彼らの祖先たちの捨てていった国々を、ふたたび憧れ求めさせるのであろうか?
ときには漠然と感じていた神秘の故郷をうまく探ね当てることがある。
それこそは求めていた憧れの故郷なのだ。
そしてむろんまだ見たこともない風物の中、また見も知らぬ人々の中に、
まるで生まれた日以来、そこに住み続けていたかのような心やすさをおぼえる。
そして、そこにはじめて休息を見出すのだ。

一節どころじゃ収まってない(笑)

今でもね、このページを読んだら、昔の気分がよみがえって、泣けてくるときある。
短い人生なんだから、月を大事にしてもいい。
生まれた場所が、必ずしも故郷じゃないことだってある。


なんていうか、背中に羽がついたような気になったよ。


色々あって、今があるけども、
今は、案外幸せで、旦那さんの事が大好きで。
ここが、私の場所なのかなと思いつつ。


あんまり長く、憧れの故郷を求めすぎて(笑)今でも人生は旅かなという気がしてる。


旅なんだし、楽しくいきたい。
時にはちょっと苦しいことがあるかもだけど、旅の途中だから、これが永遠じゃない。
そんなことも、含めて楽しい旅を続けていきたい。

これから、どこに向かっていくのか・・


最近、老化が激しいので(笑)
テーマを限定せずに、日々思うこと、思ったこと・・
いつか、どこかにたどり着くまで
人生の旅路を記録していきたいなと・・このブログを初めてみました。


宜しくお願いします♪



2017年 1月と2月のすきまに・・

芽葱

継続期間
2 ヶ月
読者
1 人 jflkg4u